2014年4月30日水曜日

姿勢




















leica m-monochrom




ずっとあった自分、写真に対する疑問


leica というカメラの存在は

写真に対する姿勢そのものを
教えてくれたのかもしれない






















2014年4月26日土曜日

新たなる場所



















写真をやり始めてから

いろいろ遠回りをしていたのかもしれない

自分が求めていた表現をカタチにするには

到底至らず

ただただ、試行錯誤していたのかもしれない



道具ってのは

一心同体でなければならない

表現したい空気感、世界観にあったモノを

選択していかなければならない



そんな中
最近ある決断をした


想うのは
leicaっていうカメラはやっぱり凄いということ


M6で撮り、使っていると
カメラの本質にじわりじわりと気づかされることになり
意識的にデジカメを持てなくなってしまった


フィルムっていう存在もやはり凄いが
撮っていて自分の満たされた感覚と
頭と心を一体にしてくれる
こいつの存在は言葉では言い表せないほど
説得力がある


そういや
丁度20代のころバイクにはまっていた

国産のSR400を19のときに買い
自分の理想のカタチへと一生懸命にカスタムしたものだ


ただ、やはりどこまでいっても本物という存在には
勝てないと思い知らされた出来事が自分におとずれる


それはハーレーの数台しか無いといわれる希少なビンテージバイクの
エンジンを自分の脚でかけさせてもらったときのこと


あの、振動と感動
迫力、優越感、自分の隅々まで満たされていく感じ


結局はまねごとをしたって
本物には勝てないと
思い知らされたことが心に強く焼き付いている


そして今、
ようやく出会いつつある自分の理想のカメラ
自分の心と会話のできる最高のパートナーともに

もう一度自分の原点にかえり


光と影について
しっかり向き合いたいと
強くおもいはじめた…















2014年4月21日月曜日

春が終わり




















桜が散り

また少し湿っぽい時期に入る



最近は写真もデザインも
何事もそうですが


「自分を追求すること」


これがすべてにおいて
理にかなう物事であると
最近はますます感じます



無駄を削ぎ落とす


今自分に何が必要かを考える


人と話すということも


必要なときにはそのタイミングが訪れる


我が身を流れの中に置く





そういえば
つい4日前ほどのこと



自分の身の回りの流れが変わったことを

すごく感じました。




またなにか始まりそうな予感です




2014年4月19日土曜日

モノクロ


















自分が写真を始めたのは
モノクロ写真に魅了されて…

そのことを最近また思い出した


被写体とその場所の光と影を感じながら撮る




モノクロ写真ってのは

そのものの陰影がそのまま写ってしまう

人やモノや物事、感情などには必ず陰影がある


それがストレートに出てくる


ただ、それを写してくれるものってのも
けっこう大事になってくる


そもそも光と影とはなんなのか



そこに物語や、ストーリーが写し込まれていく



最近よく見るんだけど
白く飛んだような写真が流行っている

それは
俺には本質をうやむやにごまかしたようにしか見えず


まったく魅力を感じない



写真を撮っているものといのは

どれだけごまかそうとしても

それがそのまま写ってしまうものである



撮り手の感じているものがそのまま写る「写真」の存在ってのは

感情に嘘がつけないものである



そういう写真に出会うと
すべて
なにかをごまかしたような

今の世の中と通ずるものを感じる



で、

いろんな無駄なものを削ぎ落とし
モノクロがまた撮りたくなってきていて

光と影にある
自分の目の前に広がっている
本質ってものと
向き合いたくなってきた











2014年4月9日水曜日

考える

















leica M6  1/500 f8.0




フィルムカメラって

まずはフィルムを選ぶことから始まる

どんな雰囲気に仕上げたいか、感度をどうするか

フィルムによってすべてが変わってくる




デジタルとは違うのは

もうここで既にイメージが決まっていないといけないということ


もちろんデジタルでも必要です


ただ、緊張感は違う



自分はどんな画撮りたいのか

がまずあって



フィルムを選び

カメラを選び

レンズを選ぶ


セットしてしまえば最後
フィルムは撮りきるまでかえることはできない





俺はただの馬鹿なのか

この自分で決めたものに

後戻りができない

感覚がすごく好きだ




緊張感や危機感、不安って凄く大事で


これが大ききれば大きいほど

かえってくる開放感や喜びの反動はでかい





常に厳しい場所に自らを身を置くこと



後、言うならばフィルムは
お金がかかる


コストはものすごくかかります。

フィルムなんて36枚撮り1本1000円くらい

そこに現像、プリントって考えたら

1枚の重みと深みはものすごいです



でもだからといって躊躇もしてられない

そんなことは後回しで思い切って撮らないと

自分を鍛えることはできない




1枚の中にいろんな葛藤やリスクがある分

感動も同じ分だけある

そして一枚に対する大切さの感じ方もまた変わってくる





デジタル写真が主流になって

僕がもう一つ思うのは


「なぜフィルムで撮るのか」

「なぜデジタルで撮るのか」


ここも重要になってきている気がする





すべてには意味があり

すべては繋がっている




どんな些細なことも

後に繋がり力となる




すべては毎日をどう生きるか

あらゆることが

自分と繋がってくる

















2014年4月8日火曜日

tametoma


















実はあまり伝えていなかったんですが

事務所名が決まりました

結構前です(笑)



実はこのブログのタイトルにはなっていました



その名前は




「 tametoma  (タメトマ) 」





意味はなんなんですか?


って本当によく聞かれます




僕が仕事をしていて

大切にしていること、この想いを

どうしても日本語で表現し、事務所名にしたかった




2年半ほど事務所名が決まらずでしたが

ようやく神がおりてきました



でも「タメトマ」ってなんですか?
ほんとめっちゃ聞かれます


実は単純にそのままです




「タメ と 間 」




人と人との間合い

デザイン、空間の中の間合い

写真と被写体との間合い、距離感


モノを生み出していく中で
特に日本という国では
凄く大切だなとおもっていることです



ある日、ある曲を聞いていて
思いついたんです


キングクリムゾンの曲で
曲名忘れましたが
グルーブ感がすごく心地のいい曲でした


ベース、ドラム、ギターのセッション

それぞれが
全体の空気を読みながら
それぞれが絶妙な間合いで
音を吐き出す


まさに 

タメ と 間 

の世界





相手の考えや

タイミングとか

お互いが理解し合い

じっくりといいものを作っていく

姿勢と相手との距離感



tametoma (タメトマ)

今後とも宜しくお願い致します。
























2014年4月7日月曜日

本当の意味で


























仲間とは


共に戦い
高め合い
互いを尊敬し
究極、意識し合うライバルであること


そして同時に
自己の中で追求と探求の連続
己自身と葛藤し、向き合っていく


極めるとは
決して簡単なことではない

ただ、やるしかない


それが
自分が決めたこれが道ならば…




まさに
究極の道
極道なのかもしれない













2014年4月4日金曜日

絶景ポイント


















実はちょっとずつ
新しいことが動き出してます


自分のやっていることが役に立っているとか

その辺は他者の受け取り方次第なので

わからないけど


何か、いい方向への促しが自分のやっていることで

できればと思いながら


とりあえずカタチにしないとね


ある企画が進行中で
6月には完成予定




仕上がるのかな?



わかんないけど


やるしかないよね




日々悶々と考えてると

物事へのピント合わせがうまくなってくる

大事なこと、ここだけやし

後はボカしちゃえみたいな




ここは全体を把握せねば
的な場面は

しっかりピントを全体にあわせて見渡してみる



最近はどうだろう



なんかすべてが一周して


原点に帰ってきた

そんな感じかな




そこで感じていることは

前とは違う危機感



見えなかった景色が

目の前に広がってきている