2014年4月19日土曜日

モノクロ


















自分が写真を始めたのは
モノクロ写真に魅了されて…

そのことを最近また思い出した


被写体とその場所の光と影を感じながら撮る




モノクロ写真ってのは

そのものの陰影がそのまま写ってしまう

人やモノや物事、感情などには必ず陰影がある


それがストレートに出てくる


ただ、それを写してくれるものってのも
けっこう大事になってくる


そもそも光と影とはなんなのか



そこに物語や、ストーリーが写し込まれていく



最近よく見るんだけど
白く飛んだような写真が流行っている

それは
俺には本質をうやむやにごまかしたようにしか見えず


まったく魅力を感じない



写真を撮っているものといのは

どれだけごまかそうとしても

それがそのまま写ってしまうものである



撮り手の感じているものがそのまま写る「写真」の存在ってのは

感情に嘘がつけないものである



そういう写真に出会うと
すべて
なにかをごまかしたような

今の世の中と通ずるものを感じる



で、

いろんな無駄なものを削ぎ落とし
モノクロがまた撮りたくなってきていて

光と影にある
自分の目の前に広がっている
本質ってものと
向き合いたくなってきた











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