盛り上がった
久しぶりにカメラを仕事にする友人と打ち合わせついでにランチ
彼女は10年以上もカメラ一筋でやっているカメラマン
フィルム時代を経て今があるという話をしていたのですが
良いモノをカタチにすることが
ものすごくリスクがあるっていうのは本当に
良く思うことで
フィルム時代、カメラマンって
今では考えられないくらいリスクがいっぱいあって
フィルム時代からデジタル時代に入った当初も
カメラ自体が高機能ではなく高感度も使い物にならないのが
当たり前だった
1枚に対するプレッシャーや責任感などの重圧はそれは
すごいものだったとおもうのです
だからこそ1枚に対する気持ちが違う
僕は今、逆戻りをしている
それはフィルムにものすごく興味があり
その深みを感じたいと強く思うようになった
最初カメラを始めたのはデジタルから
リコーGXとオリンパスのカメラを買ったのが始まり
当時はカメラのこと何もわからず見た目だけで買ったのですが
そんなこんなで始まったカメラ人生
仕事も少しづついただくようになったとき
そのときはオリンパスの一眼レフで写真を撮ってたかな
あるダンスイベント撮影を頼まれた
何気なくうけた仕事でしたが
当日会場に行って冷や汗が出たのをおぼえている
今までに無い最悪の悪条件
とにかく会場が古い民家の倉庫で暗く、シャッター音が響く
狭くて動けない、リハーサルを見ていてダンスをする動きがとにかく速い
高感度がiso800がギリギリ使える程度のカメラだった
レンズはF2.0の通しズームレンズをつけ
重たいが食らいつくように音を気にしながら
タイミングを見けながら撮り続けた
イベントが終わったとき
全身から流れる汗と疲労感はすさまじかったのを覚えている
でもそういう過酷な状況での撮影したものは
やっぱり後で見てもいいな〜って思える写真が多いのが事実
なんなんだろうな
でもフィルムにひかれるのは
そういう感覚をもっと知りたいという欲求からなのか
ほんと大事よね〜そいうの
昨日は久しぶりにそんな話しをしながら
自分を振り返れる貴重な時間でした