2014年1月26日日曜日

神秘性



























人が忘れてしまった感覚というのは

一言では表現しがたいが、

簡単に言うと神秘性みたいなものなのか




ある大きな地震が引き起こした爪痕の傷口は

今もなお広がりつつある




年月、時間というものは厄介で

重大な記憶を少しずつ中和しつづける




本当に厄介だ




また再び悲劇が起こるまで

その記憶は薄まっていくのである




意識というのは常に開ききっていないといけない

それを可能にしてくれるのが

神秘性ではないか




生と死の両方を常に感じながら

本来人は生きなければならないのだが




今はなかなか難しいことではあるのです




それに気づくため

また悲劇はおこる、その可能性が増えてしまう

これが自然の摂理というべきか



仕方が無いことです

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